顎関節症のセルフチェック
2024年3月15日
こんにちは♬
顎関節症は日本人の2人に1人が一度は経験するといわれているほど、私たちにとって身近な病気です。咬み合わせに関する質問に答えて、簡単なセルフチェックをしてみましょう🦷
以下の6つの質問に答えていただきます。
「ほとんどない」の場合は0点
「少しある」の場合は3点
「ある」の場合は5点
を加算していってください。点の合計が「咬合スコア」となります。
- 咬み合わせの位置が定まらないと感じたことはありますか?
- 口が思うように開かなかったり、顎がスムーズに動かないことはありますか?
- 咬み合わせの高さに不満を感じたことはありますか?
- 自分の歯並びで気になるところはありますか?
- 歯ぎしりや歯を強く噛みしめる癖はありますか?
- 左右どちらか一方で噛む癖がありますか?
あなたの咬合スコアはいくつでしたか?
合計点が低いほど、咬み合わせの状態が良いことを表します。
咬合スコアが0~5点の場合は、咬み合わせに問題はありません。生活習慣やストレスに引き続き気をつけながら、毎日の生活を過ごしていきましょう。
咬合スコアが6~8点の場合は、咬み合わせにやや問題がある可能性が考えられます。歯科医院を受診し、詳しい検査を受けましょう。
咬合スコアが9点以上の場合は、咬み合わせに大きな問題があると考えられます。歯科医師による診察や治療が早急に必要なので、できるだけ早く歯科医院を受診しましょう。
いかがでしたか?
今回ご紹介したように、顎に痛みや違和感が生じたら早めに歯科医院で相談しましょう。お口の中のお悩みや心配なことなどがあれば、遠慮なくご相談くださいね😊
その顎の違和感、顎関節症かも?
2024年3月1日
こんにちは♬
顎が痛い、口を開けると音がする、口が開けづらいといった症状はありませんか?これらのうち1つでも当てはまるものがある場合、顎関節症かもしれません。
今回は、顎関節症の原因や治療方法についてご紹介します🦷
●顎関節症の原因
顎関節症とは、顎周りの関節や筋肉に異常が生じている病気です。様々な原因が複雑に絡み合って生じていることも多く、原因が一つに特定できないこともあります。主な原因としては、以下のようなものが挙げられます。
・歯並びや噛み合わせの異常
歯並びや噛み合わせが悪いと、歯だけでなく顎の関節や顎まわりの筋肉にも負担がかかることがあります。
・生活習慣
頬杖やうつぶせ寝など、ちょっとした生活習慣の癖であってもこれが顎に負担をかけていることがあります。また、近年は顎関節症の原因となりうる生活習慣の一つに「TCH(歯列接触癖)」なども懸念されています。
・精神的なストレス
過度のストレスや緊張が原因で顎関節症を引き起こし、さらにはストレスや緊張により症状が悪化してしまうこともあります。
・姿勢
姿勢の悪さも、顎関節症の原因となるものの一つです。猫背などは身体全体が歪んだり、口呼吸を引き起こすおそれもあります。
●顎関節症の治療
顎関節症の治療には様々な方法があります。下記のうちいくつかを組み合わせて治療を進めていくこともあります。
・噛み合わせの調整
・マウスピースで顎の負担を軽減する
・詰め物や被せ物の噛み合わせの調整、もしくは作り替え
・歯並びや噛み合わせを整えるための矯正治療
今回ご紹介したように、顎関節症は想像以上に私たちの身近にある病気です。顎に痛みや違和感が生じたら、早めに歯科医院で相談しましょう。お口の中のお悩みや心配なことなどがあれば、遠慮なくご相談くださいね😊