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根管治療

キービジュアル

マイクロスコープ
ラバーダムを活用した

精密根管治療を行っています

  • 来院回数1~3回
  • 可能な限り抜歯を回避
  • 再発を防ぎます
  • 治療前
  • 治療後
  • 治療前
  • 治療後

根管治療の成功率を高める方法

院長

実のところ、日本で行われている根管治療の成功率はそれほど高くありません。
医院によっても異なりますが、一般的には40%程度と言われています。

一方で、欧米の根管治療の成功率は90%を超えています。
なぜこれほどの違いが生まれるのでしょうか?

それは「マイクロスコープ」「ラバーダム」など、成功を高めるための設備や取り組みがあるかどうかにあります。
残念なことに、日本ではこれらの設備や取り組みがある歯科医院はまだ少ないのが現状です。

当院では設備や取り組みに力を入れ、グローバルスタンダードな治療を実現しています。
詳しくご紹介します。

成功率を高めるための「3つの取り組み」

根管治療の成功率を高めるために欠かせないのが「視野の拡大」「CT診断」「無菌状態での治療」の3つになります。それぞれご紹介します。

視野の拡大

マイクロ

根管

根管治療はその名の通り「歯の中にある根管内」の 感染部位を除去する治療になります。
根管内は非常に狭く、かつ分岐があるため、とても繊細な治療になります。

従来は「肉眼」で治療を行っていましたが、人の目には限界があるため、当院では肉眼の何十倍も視野を拡大できる「マイクロスコープ」を利用します。

下の画像をご覧ください。
同じ部位」を肉眼とマイクロスコープで見た際の視野の比較になります。

  • 治療前
  • 治療後

マイクロスコープ視野の方が、繊細な治療ができるのは一目瞭然だと思います。
また、マイクロスコープを利用することで次のようなメリットが生まれます。

  • 治療回数/来院回数の短縮
  • 成功率の向上
  • 抜歯リスクの低下
  • 再発率の低下

CT診断

CT

治療を行う前に診断を行います。
「診断の精度」で成功率が変動しますので、とても重要な工程になります。

一般的には二次元で撮影するデンタルレントゲンで診断を行いますが、当院ではデンタルレントゲンの他、三次元で撮影できる「CTを利用します。

なぜ、CTを利用するのか?
それは、「見える範囲が異なる」ためです。

例えば次のケースをご覧ください。

この画像は同じ部位をCT(左)と二次元レントゲン(右)で撮影したものになります。
「左の画像」には黒い影がありますが「右の画像」には黒い影がないと思います。

  • 比較3
  • 比較4

「黒い影」は問題が起きている部分です。
二次元レントゲンではこの影がありませんので「問題なし」と判断し治療は行いません。そうなると遅かれ早かれ、痛みや炎症などの症状が表面化し、最悪、抜歯となることもあります。

CT撮影を行えば、このような判断ミスを防ぐことができます。

無菌状態での治療

治療

根管治療は、他の歯科治療よりも「再発しやすい」と言われています。
これは、治療時に根管内に新たな細菌が入り込み、後日それが悪さをし始めるためです。

そのため、治療時の細菌感染を徹底する必要があります。具体的にお伝えします。

取り組み1「ラバーダム防湿」の利用

ラバーダム

根管内に唾液が入り込まないように、治療部位をゴムのシートで覆います。ラバーダムを利用している医院は全国でも数%です。

取り組み2削りカスを溶かす「各種薬剤」

EDTA

「高濃度次亜塩素酸水」「EDTA」で根管内の削りカスを溶かし、消毒することで根管内をクリーンな状態にします。

取り組み3封鎖性の高い「MTAセメント」

MTA

根管治療の最後の仕上げとして、根管内を緊密に塞ぐ工程があります。一般的にはゴム製の素材を利用するのですが、根管内が複雑に分岐している場合は、完全に根管内を塞げないことがあります。しかしMTAセメントを利用することで緊密に塞ぐことが可能になります。

根管治療後の「被せ物の精度」も成功率に関係します

根管治療が終わった後は、被せ物をして完了になりますが、その「被せ物の精度」も根管治療の成功率に影響を与えます。

銀歯

「精度が悪い被せ物とは(保険の素材)」

精度が悪いと、歯と被せ物に隙間が空き、そこから細菌が入り込み、再発の原因になることがあります。

セラミック

「精度が高い被せ物とは(自費の素材)」

精度が高い被せ物は、歯と被せ物の隙間がほぼなく、細菌が入り込む余地がありません。また噛み合わせも調整されており、長期的な問題も回避されます。

下の表をご覧ください。
これは、アメリカの統計になるのですが、根管治療と被せ物の「精度」と「成功率」の違いを表したものになります。

「根管治療」の精度 「被せ物」の精度 成功率
パターン① 〇高い 91.4%
パターン② △中度 67.6%
パターン③ 〇高い × 44.1%
パターン④ ×低い × 18.1%

「根管治療の精度」も「被せ物の精度」も高い場合の成功率は91.4%。
しかし、両方の精度が低い場合の成功率は18.1%。

その差は73.3%になります。

つまり、治療の成功率を高めるためには「精度の高い根管治療」だけでなく「被せ物の精度」も高めなければなりません。

最後に:ドクターからのメッセージ

根管治療で悩まれている方は多くいらっしゃいます。

  • 治療後すぐに再発してしまった……
  • 長い期間治療をしたが、最終的に「抜歯です」と言われてしまった……
院長2

もちろんすべてではありませんが、
これらの多くは、成功率が低い方法で処置された可能性があります。

初めて行う根管治療」と、「2回目以降の根管治療」の成功率には大きな差があります。

つまり、「最初」の根管治療をどこで行うか、どの方式で治療してくれる歯科医院で行うかで、歯の寿命は変わってきます。

ご自身の歯を大切にしたい方。
マイクロスコープやラバーダムを使用している歯科医院で治療をされることを強くお勧めします。

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
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  • MAIL相談

03-6264-3365

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