オフィスホワイトニングは1回でどのくらい白くなる?
2025年4月15日
こんにちは♬
オフィスホワイトニングは、歯科医院で行う専門的なホワイトニング治療です。即効性があり短時間で歯を白くできるのが特徴ですが、「1回の施術でどのくらい白くなるの?」と疑問に思う方も多いでしょう。今回は、オフィスホワイトニングの効果についてご紹介します。

●オフィスホワイトニングの効果
オフィスホワイトニングでは、専用の高濃度ホワイトニング剤を歯に塗布し、特殊な光を当てることで歯の色素を分解します。その結果、1回の施術でおおよそ2段階程度白くなるといわれています。
●「2段階白くなる」とは?
歯の色の明るさは、シェードガイド(歯の色見本)を基準に測定されます。通常、オフィスホワイトニングを1回受けると、このシェードガイドで約2段階明るくなることが一般的です。個人差はありますが、歯の色が少し暗めの方ほど、白さの変化を実感しやすい傾向があります。
●1回で十分な白さになる?
1回のオフィスホワイトニングである程度の白さは実感できますが、理想的な白さに到達するには複数回の処置が必要な場合もあります。特に、もともとの歯の色が濃い方や、コーヒー・紅茶・タバコなどによる着色が強い方は、1回の施術だけでは希望の白さにならないことがあります。
●ホワイトニング効果を長持ちさせるには?
オフィスホワイトニングの効果を持続させるためには、以下のポイントに注意しましょう。
・色の濃い飲食物を控える
ホワイトニング直後の歯は、色を吸収しやすい状態になっています。コーヒー、紅茶、赤ワイン、カレー、醤油などの色の濃い飲食物はできるだけ控えましょう。
・ホームホワイトニングと併用する
より長く白さを維持するために、歯科医院で提供されるホームホワイトニングを併用するのもおすすめです。自宅で定期的にケアすることで、白さをキープしやすくなります。
・定期的なメンテナンスを受ける
オフィスホワイトニングの効果を持続させるために、半年〜1年ごとのメンテナンスを受けるとよいでしょう。歯の着色が気になり始めたら、早めにホワイトニングを行うのが理想です。
●まとめ
オフィスホワイトニングは、1回の施術で約2段階歯を白くすることができます。ただし、理想の白さを目指す場合は、複数回の施術やホームホワイトニングとの併用が必要になることもあります。施術後のケアをしっかり行い、美しい白い歯を長く維持しましょう。
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意外と知らない!唾液の「緩衝能」とは?
2025年4月1日
こんにちは♬
私たちの口の中では、食事や飲み物の影響で酸性やアルカリ性の環境が変化します。その変化を中和し、口腔内のpHバランスを保つ役割を果たすのが唾液の「緩衝能」です。唾液の緩衝能が高いとむし歯や歯周病のリスクが低くなり、口の中の健康が保たれやすくなります。今回は、唾液の緩衝能についてご紹介します。

●唾液の緩衝能の役割
唾液には、食事や飲み物によって酸性に傾いた口腔内を中和し、歯を酸によるダメージから守る働きがあります。
・pHバランスを調整
食事のたびに口の中は酸性に傾きますが、唾液の緩衝能がしっかり働くことで、pHが適切なレベル(中性付近)に戻ります。これにより、歯の表面が溶ける「脱灰」を防ぎ、「再石灰化」を促進することができます。
・むし歯予防
口の中が酸性の状態が続くと、歯の表面が溶けやすくなり、むし歯のリスクが高まります。しかし、唾液の緩衝能が高いと酸をすばやく中和し、歯の健康を保つことができます。
・歯周病予防
歯周病菌は酸性環境を好むため、口腔内のpHバランスが崩れると、歯周病が進行しやすくなります。唾液の緩衝能が高いと細菌の繁殖を抑え、歯周病のリスクを低減することができます。
●唾液の緩衝能を高める方法
唾液の緩衝能には個人差がありますが、日常の習慣によって向上させることが可能です。
・よく噛んで食べる
咀嚼回数を増やすことで、唾液の分泌が促進されます。特に硬めの食品(野菜、ナッツ、噛み応えのある肉類など)を意識的に食べるとよいでしょう。
・水分をしっかり摂る
体内の水分量が不足すると、唾液の分泌が減り、緩衝能も低下します。こまめに水を飲み、脱水を防ぐことが重要です。
・唾液腺マッサージ
耳の前や顎の下にある唾液腺をマッサージすると、唾液の分泌が促進されます。特に口の渇きを感じやすい方にはおすすめです。
・キシリトールを活用
キシリトールは唾液の分泌を促し、むし歯予防にも効果的です。キシリトールガムを噛むことで、緩衝能の向上が期待できます。
・偏った食生活を避ける
糖分の多い食品や酸性の飲み物(炭酸飲料、ジュース、スポーツドリンク)を頻繁に摂ると、唾液の緩衝能が追いつかなくなります。バランスの取れた食事を心がけましょう。
●まとめ
唾液の緩衝能は、口腔内の健康を守る重要な役割を果たしています。pHバランスを調整し、むし歯や歯周病のリスクを低減するため、唾液の分泌を促す生活習慣を意識することが大切です。日々の食事や生活習慣を見直し、健康な口腔環境を維持しましょう!
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